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ひとり言 バックナンバー 17 |
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Contents Scene81 TV中継 Scene82 雑誌とインターネット Scene83 期待と結果 Scene84 走りのリズム Scene85 審判の判定 |
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Scene81 TV中継 |
四輪モータースポーツでTV放映されるものは、F1、Fニッポン、GT選手権、CARTとル・マン24Hでしょうか。モータースポーツファンにとって、TV中継はなくてはならないものです。
観戦に行けないレースをTVからではあるけれども、その走りを見ることで、モータースポーツ熱を維持するという役割があると思います。エンジン音やオイルの香り、そしてサーキットの緊張感、その迫力は伝わらないというデメリットがあるものの、モータースポーツに興味を持ってもらい新しいファンを増やすためにもTV中継は重要です。
最近見た放送で思ったこと
フォーミュラー・ニッポン第2戦「もてぎ」をTV観戦しましたが、何故か満足感を感じることができませんでした。服部選手の2連勝や立川選手の表彰台はとても嬉しかったのですが、本山選手と脇坂選手がペナルティーを受けるという予想外の出来事に不満を感じたのではありません。
カーティケヤンの熱い走りを映像で見ても、「TVの映像がマシンに迫っていない」「レースが遠くで行われている」という感じがしてなりませんでした。
レース中継は広いサーキットの要所に中継カメラを設置し、回線を中継車まで数百メートルも張り巡らせなければならずTVクルーはカメラ位置などの選択に苦心していることは想像に難くありません。またもてぎ≠ヘエスケープ・ゾーンが広いので物理的にマシンに迫ることは無理なので、望遠レンズでマシンを追わなければならないのですが、私が見た感想は「レースを引きで撮っているな」です。
批判的な書き方になりましたが、F1日本GPの冠スポンサーであるフジTVに「いい仕事をしてもらいたい」という気持ちなので、今後の中継で新しい試みや視点を開拓してもらいたいと期待しています。
もうひとつ見た番組は「GTへ行こう」というGT選手権開幕戦(TIサーキット)の番組でTV東京で放映されましたものです。
番組の作りは、キャンギャル半分、レース半分といった感じでした。レースをイベントとして見れば、キャンギャル撮影だけが目的の方もいるので「動機はなんであれサーキットに足を運んでもらえるキッカケとなればいいかな」と思いましたが、GT500とGT300混走で多くの台数が激しいバトルを展開しているはずなのにGT500しか写らないことに、少し寂しさを感じました。
とはいえ国内レースの柱であるGT選手権が放送されることは、とてもいいことですし嬉しく思います。
欲を言えば…
最近「テンション下がってしまったな」と感じるCARTですが、NHK-BSと日本TV両方で放送されていた昨年の状況が個人的にはとても楽しめました。
NHK-BSはコマーシャルが入らず、アナウンサーが落ちついているので、じっくりレースが見られるなと感じていました。映像はアメリカのTV映像そのままを使っていましたが「コースごとに撮影に工夫しているな」と感じました。
日本TVの方は、船越アナウンサーの絶叫が少し耳障りと感じることもありますが、以前NHK-BSで解説していた石見さんがレギュラーで解説されるのが楽しいです。F1は今宮さん、CARTは石見さんが丁寧な語り口と初心者にわかりやすい解説をされるので個人的にファンなのです。
さて、TVではほとんどお目にかかれないレーシングカートのTV中継にも触れておきます。とんねるずの生ダラ≠ナカートを知った方も多いことと思います。新東京サーキットが千葉県四街道にあったころから番組撮影が行われていましたし、セナ、アレジといったF1ドライバーが出演したことも驚きでした。新東京サーキットが千葉県市原に移転した後も数回の撮影・放映が行われカートの普及に貢献したと言えるでしょう。
生ダラ≠ヘバラエティー番組なので「カートがTVで見られればOK」だと思いますが、「全日本選手権やワールドカップがTVで見られないかな」と思うのは、私だけではないでしょう。スポンサーと視聴者層の関係が大きいと思いますが、実現の可能性はあると思います。仮にカート中継が行われるとしたら、カートのスピード感、ブレーキングの激しさとクイックな方向転換をしっかり映像で伝えてほしいと思います。
最後にカートがCMに沢山登場すればいいなと思います。オートバックスのイメージCMでは鈴木亜久里監督のカート全日本時代の姿とARTAのカートドライバーが登場します。また、ローカル局ですがTVKではF1ドリーム平塚≠フCMが流されています。カートに関係ない商品CMとかでもCMにカートが映ればいいなと思います。
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Scene82 雑誌とインターネット |
レース情報をいち早く伝えるためにAUTO SPORTが2001年6月から週刊となりました。これまでにF1速報誌がレース4日後に発行されていましたが、これからは国内レース情報も毎週得ることが出来るようになりました。残念ながらKART情報のページは白黒印刷になってしまったようです。
レース情報誌の発行が速報となってきた背景には、インターネットによる情報発信が広まったことも一因だと思います。フォーミュラー・ニッポンなどはリアルタイムでラップタイムや各車のタイム差を知ることもできます。
レース結果を知るだけならネットや携帯メール配信などで瞬時に情報を得ることができる時代となりました。瞬時に情報が駆け巡るデジタル通信に対し、レース雑誌はどうなってゆくのでしょうか?
思うにデジタル情報と紙媒体は保存という意味で異なった方向性を持っています。当然のことながらデジタル情報は電源がないところでは見ることができません。対する印刷物はどこでも読むことができます。また現在の通信環境で高品質画像を受信するには大きなファイル容量を長時間かけてダウンロードしなければならず、印刷物の品質と同等の画像を実現するのはもう少し待たなければならないようです。
法人(会社)が出版する雑誌には社会的信用≠ニ情報の信頼性≠ェありますが、インターネットには誰もが情報発信できる良さがある反面、その匿名性ゆえに情報源として100%信頼することはできません。もちろんオフィシャルサイト、法人サイト、大半の個人サイトは正確な情報発信を行っていますが、わずかながら個人や法人を誹謗中傷するサイトや金品を搾取するような犯罪行為があるのも事実です。
JAPAN KART誌について
本屋でカートの情報を入手しようと考えた時、雑誌や書籍は皆無と言ってよいでしょう。AUTO SPORTやRacing ONにカートコーナーがありますが簡単なレース結果が掲載されるだけのことが多く、とても初心者向けとは言えません。
レーシングカートの専門誌としてJAPAN KARTがあります。長年カート専門誌として初心者からベテランドライバーまで幅広い読者層に向け編集されています。また、カート業界誌としての役割も担っています。この幅広くカートの情報を取り扱わなければならい現状でJK誌は苦慮しているように見うけられます。
大きな業界の場合、専門的な情報などは業界誌≠竦V聞形式で別に発行されることが多いのですが、現在のJK誌はカートに興味のある入門前の方から初心者、現役ドライバー、業界関係者に幅広く対応しなければならないために各部門の記事を一通り揃えて毎月発行しなければならず、それぞれの読者がその立場からJK誌を見ると言葉は悪いのですが「どっちつかず」の感があります。
ただし小人数の編集者で毎月仕上げる苦労は想像に難くありません。月刊誌のほかにレーシングカート百科の編集もJK編集部が担当して毎年発行されています。販売部数が増えれば今まで以上に読者の要望も実現されると思いますのでJK誌購読を続けましょう。
JAPAN KARTを入手したいと思った方は直接JKに年間購読申し込みをしてください。JAPAN KARTは一部取り扱い書店以外での販売はしていません。購入は最寄のカートショップやカートコースでの入手もできます。
JK誌ではサポートしきれない部分を当サイトをはじめカートファンのホームページがサポートしてレーシングカートが盛り上がればいいなと思います。
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Scene83 期待と結果 |
レースシーズンも順調に進んでいますが、シーズン開幕前の予想と全く異なる結果となっているドライバーもいます。あえて実名を挙げるとF1のミカ・ハッキネン、そしてフォーミュラー・ニッポンの脇阪寿一ではないでしょうか?
競技(試合)には流れ≠ニ呼ばれるものがあります。レース当事者はその瞬間ごと最善を尽くし競技しているわけですが、それを傍から今までの試合結果や実力、進行中の試合経過を判断材料にして結果を想像します。
最終的に結果を見て筋道を構成して流れ≠説明することもできますが、その試合を最初から観戦していると「ひとつの出来事がその後の流れを変えたな」と感じることがあります。スポーツ観戦は選手の活躍を見る楽しみと試合の流れを感じるという楽しみがあると思います。
今年のハッキネンや脇阪選手を見ると速さとチーム力は申し分のない2人ですが、グリッドからスタートが出来なかったり、ペナルティーを受けてしまったりとレースの流れ≠ノ乗れない事態に襲われ結果として何も残らずといったことがとても多いと思います。
応援してくれるファンやスポンサーの期待を一身に受けるドライバーがその期待を裏切ってしまった心境はとても苦しいものだと思います。後半戦は活躍してほしいと期待してしまいます。
CART参戦中の中野、高木 両選手も歯車のかみ合わないレースが多いように感じます。アメリカでは野球でイチロー選手が大活躍しオールスター投票数1位との報道もありました。野球とレースを同じに考えてはいけないかもしれませんが、同じ日本人がアメリカに渡り活躍し人気を得ている姿を見ると、同じように日本人ドライバーも活躍し人気を得てほしいと思います。
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Scene84 走りのリズム |
サーキットを安定して速いラップで走れるとき走りにリズムがある≠ニいわれます。これはブレーキング、コーナリング、加速までスムーズに行い、全ての動作がつながりを保ちながら続けられることが必要であるとともに、自分の感覚とマシンの動きがぴったり合っていなければなりません。
まさに人車一体で周回できた時、走りにリズムが生まれたといえるでしょう。別な言い方をすれば、全てがツボにはまった走りといえるでしょう。
レースは刻一刻状況が変化しています。サーキットには目に見えない落とし穴がドライバーを待っています。
これは路面状況の変化だったり、他車の動きや自分自身の精神状態であったりします。まさに一瞬の判断ミスや操作ミスがレース結果を大きく左右します。
走りにリズムが生まれた状態というのは、揺るぎ無い精神状態と安定したドライビングが様々な状況変化に左右されることなく周回できている状態だと思います。
カートレースを見ているとタイムトライアル1位、予選1位、決勝1位のパターンで優勝するドライバーはまさにリズムのある走りを最後まで保ったといえるでしょう。
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Scene85 審判の判定 |
カートレースでは時々ドライバーがペナルティーの裁定を受けることがあります。比較的多いのがタイムトライアルで測定される排気音量チェックで規定の音圧を超えてしまいペナルティーを受けるケースと規定重量不足ではないかと思います。
音量チェックはエンジン、マフラーに過度の改造が施されて高い音圧を発生していないかをチェックします。走行終了時の重量チェックは最低重量ギリギリで出走するマシンが規定重量内で走行を終了しているか調べ違反車両に対してはタイム抹消や当該ヒート失格、周回数減算といったペナルティーを課します。
測定しその結果に基づいてペナルティーが課される以外に「ヒート走行中」に起きた事例に対して課されるペナルティーもあります。
主なものとしては
・ピット出入り口に引かれたイエローラインカット
・イエローフラッグ、ブルーフラッグ等シグナルフラッグ無視
・レース中他車を妨害する行為(不当な進路妨害)
・不当なコースショートカット
ペナルティーを受けたドライバーはヒート終了後にコントロールタワーで裁定理由の説明を受けるのですが、裁定を受けるということは順位が下がるという不利益がある訳でドライバー側としては納得いかないことも多いと思いますが、判定と審議をオフィシャルに委ねることに同意してレースに参加している以上判定に従わなければなりません。
判定は「判定」であって「真実」ではないこともある≠ニいうことを知っておくべきでしょう。レース中の接触クラッシュで危険行為としてペナルティーを受けた場合、審判はその場面を外(コントロールタワー)から見て判定をします。ドライバーからの事情聴取も参考にはするものの故意か過失かの真実=i「故意にぶつけました」と言うことはないと思う)を明らかにすることが目的ではなく、事実結果として起った事例から今後の注意を促す意味合いを込めての裁定であると思います。
野球を例にしますと、ホームランか?ファールか?ボールがポールの上空を超えていった場合、ポールの真下で見ていた観客は明らかにホームランであると確認できたのに三塁塁審と主審はファールであると判定したとします。事実はホームランであっても判定結果がファールとなることもあります。判定する側も技量の向上や客観的判断材料(ビデオシステム等)の導入など改善する点もあると思います。これは野球もレースも同じだと思います。
裁定を受けて不満顔のドライバーに指導者の方の多くは言い方は異なってもこう言うのではないでしょうか?
「文句を言わせない走りをしてブッチギリで勝て」と
これはドライバーを責めているのではなくより腕を磨いて速く走ってほしい≠ニいう気持ちからだと思います。
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