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ひとり言 バックナンバー 15

Contents

Scene71 2000地方選手権を振り返って

Scene72 2001年地方戦 関東プレビュー

Scene73 ヨコハマタイヤ参入

Scene74 選択と決断

Scene75 何を食べますか


  

Scene71 2000地方選手権を振り返って

今シーズンも各地で熱戦が繰り広げられた地方選手権。2000年というシーズンを振り返り思うことをいくつか述べたいと思います。

景気低迷による影響

経済の活況を映す鏡のように、お金がかかるモータースポーツは各カテゴリーでエントリー台数の減少傾向は止まらず厳しいシーズンだったと思います。

カート地方選手権もシリーズ継続を目指しレース成立台数の見直し≠おこないましたが、一部地域で全クラス未成立≠ニなった所がいくつか見うけられたことはとても残念でなりません。

ピストンバルブ・エンジンを使用して手軽に参戦できるクラスとして創設されたFP2クラスもYAMAHA製SPモデルの登場でエンジン勢力図が塗り替えられ、当初考えられていた「YAMAHA製KT100(普及率国内1位)でも参戦可能」という思惑から遠ざかった感があります。

FR2(リードバルブ・エンジン)、FA2(ロータリーバルブ・エンジン)の両クラスも新規エントリーのドライバーが少なく、FR2からFA2にドライバーがステップアップしたためFR2の空洞化≠感じることもありました。

今年よかった出来事は有明(東京)でカートイベントが開催されたことがあげられると思います。都市で仮設コースを使いカートイベントが実現できたことは喜ばしいニュースでした。

また、カートワールドカップがもてぎで開催されたことも特に関東地区のカートファンには嬉しい出来事でした。

景気はすぐに回復とはいえないようですが、景気の動向は政策によるところが大きいので選挙権のある方は政治にも関心を持っていただきたいと思います。個人が出来る景気対策としては締めるところは締めて使うところには惜しみなくお金を(もちろんカートに!)使うことで心豊かに生活しましょう。

関東(西地域)について

個々のレースについてはレースレポートをご覧いただくとして、ここでは開催コースによるエントリードライバーの片寄りとタイトル争いについて触れたいと思います。

今季関東(西地域)が開催されたコースは神奈川県の大井松田KL、群馬県の榛名MSL、長野県のRK伊那そしてSあずみ野 3県 4コースでした。長野県で3回開催されたことで予想されていたことですが長野県勢のエントリーと活躍が目立っていたと思いました。

シリーズポイントに限って見るとホームコース榛名を制し遠征でも上位フィニッシュしたRTオビの五十嵐悟史選手(FA2)と斉藤龍二選手(FR2)。地元である大井松田を制し榛名、あずみ野でも勝利したTダイレクトの安斉景介選手がタイトルを獲得チャンピオン獲得はホームコース優勝が条件≠ニいうパターンが存在するのではないかと思いました。(年間ポイントと順位はチャンピオンページをご覧ください)

2001年統廃合される地方選手権

今シーズン、台数不足によりシリーズが成立しなかった九州と中国・四国シリーズが消滅、関東は東地域と西地域が統合され関東シリーズとなる模様。またFA2クラスを廃止しFP3クラスを創設する案も検討されているという。

2001年地方戦統廃合はRacing Kart Fan Clubにも大きな影響があることは必至です。これまでJK地方戦レポーターとして取材活動していたものが個人での取材となる可能性が高くなってきました。個人でも観戦は続けるつもりですがHPにもなんらかの変化があるかと思います。

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Scene72 2001年地方戦 関東プレビュー

2001関東地区をコースごとに考えてみたいと思います。

3/11 第1戦 大井松田カートランド (コース公式HP)

神奈川県の老舗コースである大井松田KL。コース全長は中規模で曲者のWヘアピンから最終コーナー攻略に特徴がある。これまでは地元ドライバーが有利にレース展開してきたと思う。3月とはいえ気温も低いことが予想されタイトラでタイヤを暖めにくい。また午後になるとコースの一部が日陰となり路面温度が下がるのでエア圧の設定が決まらないと苦戦する可能性もある。2001シリーズを考えると優勝出来ずとも表彰台ゲットで勢いをつけたいところだ。

4月29日 第2戦 茂原ツインサーキット 東コース (コース公式HP)

千葉の茂原ツインサーキットは新設された東コースと西カートコースがあるが地方選手権はロングコースである東コースでの開催と思われる。広いコース幅とロングコースでエンジンバトルが展開されると思う。通常カートは西コースでの走行が多いこととオープンして日が浅いことからコース経験の差よりもエンジン性能をフルに生かした走りの出来たドライバーが勝利すると思う。初戦エントリーを見送ったドライバーは第2戦が事実上開幕戦となることから旧東地域エリアのドライバーがポイント巻返しの口火を切るレースを展開するかが注目点だ。

5月27日 第3戦 ツインリンクもてぎ 北ショートコース

全日本開催コースでもあるもてぎ≠ヘ茂原に引き続きエンジン性能が問われるコースだと思う。長いストレートとRの大きいコーナーで構成されたコースでハイスピードバトルが展開されるだろう。ドライバーには敷居の高いコースという印象もあり走行経験豊富なドライバーが有利にレース展開すると予想される。高回転エンジンを武器に遠征組がどんなレースをするのか?シリーズ中盤戦にポイントを積み重ねるドライバーが現われるかが注目される。


6月17日 第4戦 新東京サーキット (コース公式HP)

多くのローカルドライバーを擁す新東京≠ノは今季最多のエントリーが予想される。激しいバトルが展開されるコースとの声も多い。第3戦までに積み上げてきたポイントをさらに伸ばすドライバーが現われるのか?新たな優勝ドライバー登場で混沌としたポイント争いとなっって行くのか?4連勝でタイトル決定となるのか?シリーズの山場を迎える。季節的には梅雨入り間近でウエットレースの可能性もあるが、ドライコンディションでのレースを期待したい。

7月29日 第5戦 サーキットあずみ野 (コース公式HP)

ロングストレートとツイスティーなインフィールドで構成されたコース。開催コースの中で唯一時計回りのコースである。セオリーは最終コーナーを決めて1コーナー勝負で順位を上げるパターンだが、インフィールドで仕掛ける作戦のドライバーも見うけられる。大井松田と同じく地元ドライバー有利と考えられるがポイント争いが接戦ならばランキング上位を狙うドライバーは避けて通れない一戦となる。

9月2日 第6戦 榛名モータースポーツランド

最終戦のハルナはシリーズで唯一コースにアップダウンのあるコースだ。北関東のドライバーにはもてぎ≠謔闢髏みのあるコースだと思う。相手ドライバーの大きなミスやタイヤのグリップダウンなどがないとパスすることが難しいコースだと思う。故にTTの失敗や接触で順位後退してしまうと挽回するには大きなリスクを伴うことになる。チャンピオン決定戦が第6戦となることを期待したい。

地方選手権 関 東

3月11日

大井松田カートランド

4月29日

茂原ツインサーキット

5月27日

ツインリンクもてぎ 北ショートコース

6月17日

新東京サーキット

7月29日

サーキットあずみ野

9月2日

榛名モータースポーツランド

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Scene73 ヨコハマタイヤ参入

これまでカートタイヤはブリヂストンとダンロップが中心となって国内にタイヤを供給してきました。全日本選手権ではBS対DLのバトルが毎シーズン展開されてきました。

そして2001年ヨコハマタイヤのカート界参入が報じられ、早ければ2001年夏のJAF公認取得後には私達の前に登場するのではないかと言われています。

全日本以外のクラス(地方選手権やローカルレース)ではメーカーと種別が規則で指定されたワンメイク制でレースが行われているので2001年中のタイヤメーカー変更はないはずですが、2002年には一部のクラスでヨコハマタイヤが採用される可能性があります。

新規参入が及ぼす影響

ドライバーにとってタイヤメーカーが新規参入することは喜ばしい反面、大歓迎とはいえない面もあります。

全日本ドライバーはタイヤの選択肢が増えることになり選択したタイヤメーカーが当たり≠ネらばレースに勝利する確率がかなり高くなります。

ローカルドライバーで参戦予定のシリーズが指定タイヤメーカーを変更する≠ニなると手放しで喜ぶことはできません。なぜなら、ローカルレースはこれまで指定タイヤメーカーに大きな変動なく開催されてきました。これは過去のデーターと資産(購入してある新品ドライタイヤ+レインタイヤ)が継続して活かせる状態が途絶えてしまうということになります。そして新たにタイヤを購入しセッティングを煮詰める練習費用が発生します。

金銭的には出費となりますが、タイヤが変わることでシリーズに新風が吹くという効果もあります。

JKCマークの波紋

昨シーズン、メーカー変更ではなかったのですが「JKCマーク入りタイヤとする」という規則改正時には、一部地域で主催者側とエントラント側双方による見解の相違から混乱が生じ、この件に関する書きこみがネット掲示板でも数多く見うけられました。

私が知りうる範囲でこの件をまとめると事の発端は、あるレースでウエットレースとなりJKCマーク タイヤでなかったドライバーが規則に則った裁定で上位数名が失格となったとのことでした。

 「JKCマーク入りタイヤとする」という規則改正の告知は昨シーズンには告知されており1年間の経過措置≠ェとられていたものの参加者にその告知が十分伝わっていなかったことがこの混乱の根底にあったようです。 

あくまでも私の推測ですが

推測 a 主催者側に「ドライタイヤはレース時に新品購入するドライバーが多いので問題とならないだろう」という油断があった。

推測 b 参加ドライバー側に「使用するかわからないウエットタイヤを新品購入できない(したくない)」という心理があった。

他のコースでレインタイヤに関してはドライバーに配慮して独自に暫定猶予措置の延長≠とっていたシリーズもあり、当該レ−スでも参加者側が主催者側に同様の柔軟な対応を求めたが、主催者は規則通りの裁定を下したので参加者側の不満がネット掲示板などで多くみられました。

タイヤメーカー変更がスムーズに参加者に受け入れられるよう主催者も十分な告知を行い混乱がないようにしてもらいたいと思います。

ヨーロッパでは過去にVEGAというメーカーが参入しました。このときは数年かけてシェアを伸ばし、現在では本拠地のあるイタリアのみならずヨーロッパ選手権などでも成果を収めヨーロッパではポピュラーな存在となりました。日本でも正新タイヤが国内シェア獲得を目指し努力しています。

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Scene74 選択と決断

カート走行ではいろいろな場面で選択を迫られることがあります。まずカートを購入するという決断をしなければなりません。決断を下すために情報を集めショップを決めます。そしてショップのアドバイスを受けながらマシンを購入します。

マシンを手にした後はコースでの初走行そして練習走行を重ねます。ある程度マシンに慣れたらより好タイムが出るようにセッティングを変更してみます。セッティングには様々な選択肢があります。エア圧、トレッド、スプロケットギア、キャブセット等をコースや天候、路面状況、ドライビングに応じて決めなければなりません。ここで目の前に無数の組み合せが登場することになりますが、実際には基本となるセッティングはショップや同モデルを使用している先輩ドライバーからの情報を元にすれば自分に合わせた微調整を繰り返しタイムを詰めてゆく作業になります。

ある程度のタイムが出せるようになったらレース参戦を考えます。初レースはローカルレースのフレッシュマン・クラスにエントリーすることになるでしょう。レースではこれまで練習してきた成果が発揮できるかが試されます。初レースだったら今まで練習してきたセッティングを崩さないほうがいいと思います。

レースセッティングの決定に際しては好タイムにつながることが第1条件だと思いますが、好タイムが出るセッティングが必ずしも乗りやすいセット≠ニは限りません。タイムが出るセッティングだがドライビングが辛いセッティングではレースの後半ラップタイムが落ちてしまうこともあります。最後まで好タイムが持続できる妥協点でセッティングを決めなければならないということもあります。

レースはフリー走行でいつものペースで走れるようにマシンと気持ちを整えます。フリー走行の後はタイムトライアルとなりますからフリー走行のセッティングは一発好タイム≠フセッティングです。タイムトライアルは緊張しますが、タイヤが暖まっていないので通常よりブレーキングに注意します。ブレーキングで無理をするとコーナリングに失敗しやすく最悪の場合スピンしてしまいます。

タイムトライアルの結果で予選ヒートのスターティング・グリッドが決まります。どのポジションからスタートするのかによってセッティングを変更することもあります。

レース中は瞬間的な判断が結果に大きく響きます。スタートから1コーナーまでのポジション争いでは全車が接近している中で順位を落したりクラッシュしないよう集中しなければなりません。序盤の争いが落ちつくと順位の攻防となります。前のマシンをどこで抜くことが出来るか、後ろのマシンが仕掛けてくるのはどこのコーナーか?ピットからのサインなどを参考にライバルとバトルを展開します。

M・ハッキネンの選択

現F1ドライバーのミカ・ハッキネンがF3ドライバーとしてマカオGPに2度目の参戦を果たした1990年、好調だったハッキネンはPPを獲得、ライバルのミハエル・シューマッハが2番手につけた。当時マカオGPは第1レグと第2レグの2ヒートの合計タイムで勝者が決まる方式で、第1レグはハッキネンがシューマッハに2.6秒差をつけてゴール、誰もが好調ハッキネンVS猛追シューマッハのレースを予想した第2レグ、スタートこそハッキネンがトップにたったが序盤にシューマッハがトップを奪った。予想に反した展開となったものの追走するハッキネンはピタリとシューマッハを追走、2台はファステスト・ラップを更新しながら周回を重ねついにファイナルラップを迎えた。ハッキネンはこのままシューマッハを追走して2.6秒差以内でチェッカーを受ければ優勝という局面で加速の鈍ったシューマッハを抜きにかかったがシューマッハのブロックに阻まれハッキネンはマシンの態勢を崩しクラッシュ、シューマッハが優勝した。

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Scene75 何を食べますか

カートレースの一日は慌しくあっという間に時間が過ぎてしまいます。朝早く起きてコースに向いマシンのセッティングを済ませるとすぐに開会式となりフリー走行、タイトラ、予選、決勝、閉会式です。

勝利を収めているスポーツ選手の多くはスポーツ栄養士(スポーツダイエティシャン)から食事や栄養摂取の指導を受けていることが多いそうです。カートも肉体を駆使したスポーツなので食事に注意をはらうべきだと思うのですが、現実には朝食ぬきの方やスナック菓子の昼食という方もいて特にレース時には食事が軽視されているように感じました。

レース時の朝食ですが軽い食事≠ヘとるようにしましょう。栄養バランスまで考えられれば理想的ですが、最低でも甘いお菓子等(ケーキや饅頭)で糖質をとりましょう。昼食はレーススケジュールにもよりますが、量はほどほどにしてミネラルやビタミンに注意しましょう。レースの疲れをとるためには豚肉、豆腐や納豆などの大豆製品、緑黄色野菜からビタミンB1を積極的に取るようにすることが効果的だということです。

食事の役割

a 身体を動かすエネルギーを作る(糖質、脂質、たんぱく質) ご飯・パン・めん類

b 筋肉や骨を作る(たんぱく質、ミネラル) 肉、魚、卵、乳製品

c 体調を整える。食欲を満たすことで精神状態を安定(ミネラル、ビタミン) 野菜、豆、海藻、果物

栄養補助食品(サプリメント)で食品から摂取しにくい栄養素を補うことが出来るが、あくまでも補助と考えること。

飲み物について

食事と同様に飲み物も安易なとりかたは避けるべきでしょう。まず注意したいのは飲み物の温度です。夏のレースでは気温が高く大量に汗をかくので冷たい飲み物をがぶ飲みしがちですが、冷たい飲み物を急に胃袋に流し込むと内臓が飲み物の温度を体温に近づけようとして体力を浪費します。

まず、汗をかく前に軽く水分補給をおこない、発汗後の水分補給はぬるめの温度のものを飲むか冷たい飲み物を口にしばらく含んで温めてから飲み込むようにします。体温調節は首筋などを冷やすようにします。

食べたり飲んだりすると当然トイレに行くことになりますが、カートコースのトイレ数はあまり多くありません。緊張でトイレが近くなるような方などはスケジュールを十分把握してきちんとトイレを済ませてレースにのぞんでください。

キチンとした食事をする工夫や努力は直接レース結果に結びつかないかもしれませんが、帰り道の安全運転や翌日の疲労度合い、毎日の健康に影響してくる大切なことだと思います。

参考サイト アスリートのための食事と栄養 http://www.asahi-net.or.jp/~ii8t-skn/frame.html 

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